5月1日が「メーデー」と呼ばれるようになったのはなぜ?


5月1日は何の日かご存知ですか?

そうです。「メーデー」です。

「メーデー」とは?

毎年5月1日には、東京の代々木公園をはじめ全国各地の公園などで、労働組合団体が集会を開きます。

「メーデー」における労働組合団体集会の写真画像

企業によってはこの日を休日としているところもあります。

この「メーデー」ですが、日本で初めて行われたのは大正9年(1920年)5月2日(日)で、場所は上野公園でした。

この時にはおよそ1万人の労働者が集会に参加したといわれています。

翌年からは5月1日に行われることとなり、開催地や参加人数も増えていきました。

二・二六事件が発生した昭和11年(1936年)以降第二次世界大戦中も含めて官憲の弾圧が厳しくて一時中断していましたが、終戦の翌年の昭和21年(1946年)に再び開催され、それ以来現在まで続いています。

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5月1日が「メーデー」と呼ばれるようになったのはなぜ?

ところで、なぜ5月1日が労働者の祭典を行う日になったのでしょうか?

もともと、「メーデー」は1886年(明治19年)にアメリカの労働者たちが全国でストライキを起こし、労働時間の短縮(8時間労働)を勝ち得たことを記念して始まりました。

3年後にパリで労働者のためのインターナショナル大会が行われ、この時に5月1日を世界の労働者の祭日と決められたのです。

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もう一つの「メーデー」とは?

5月1日に行われる「メーデー」と呼ばれる祭典は、本来イギリスで行われていたまったく違う意味のものでもありました。

イギリスでは、古くから5月祭という春の到来を祝い、無病息災や豊穣を祈願する祭りがあり、それを「メーデー」と呼んでいたのです。

この祭りの前夜には若い男女が森の中で朝まで過ごし、森の中で作ってきた花輪を供え物にするというロマンチックな風習がありましたが、ピューリタンの批判を厳しく受けて以来次第に消滅してしまいました。

現在では子供たちが主役となりメイポールと呼ばれる柱の周りで踊ったりする祭りになっています。

大人たちもモリスダンスという一種の仮装舞踏会を行い、鈴をつけたブレスレットやアンクレットを鳴らしながら踊り、春を祝うといいます。

「メーデー」は祭典ということでは一緒ですが、イギリスではではかなり内容の違うものだったのです。

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