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「パワーポイント(PowerPoint)」を使いたいのだけど?
「パワーポイント(PowerPoint)」を使いたいのだけど、パソコンにインストールされていないので使えないという方に朗報です。
パソコンにインストールされていなくても、インターネットに繋がっていさえすれば「パワーポイント」が使える方法があるのです。
それもなんと無料なのです。
どのようにすれば使えるようになるのかという前に、「パワーポイント」とはどんなソフトなのかについて、まずみていきましょう。
「パワーポイント」とは?
「パワーポイント」は「マイクロソフト・オフィス」に含まれているソフトですが、みなさんにはあまりなじみがないかもしれません。
「オフィス」の種類によっては「パワーポイント」が含まれていない場合もあります。
たとえば、「Office Personal Edition」には、ワープロソフトである「ワード(Word)」や表計算ソフトである「エクセル(Excel)」は含まれていますが、「パワーポイント」は含まれていません。
「パワーポイント」は、もともとは多人数への説明(いわゆるプレゼンテーション)用のソフトであり、また、個人としての資料のまとめなどにも使われています。
「パワーポイント」とは何かについて、その概要を簡単にまとめますと、
- マイクロソフト社が提供する「プレゼンテーションソフト」
– わかりやすくいえば、多数の人に説明するための資料を作成するツール - ポイントが絞り込まれた見栄えのする資料を短時間で作成できる
- 視覚効果の高い資料を作成できる、すなわち、
– 文字だけでなく、表・グラフ・図・画像・音声・動画なども利用できる
– 資料の背景に使えるデザインも豊富
– 説明中に画面を切り替えることができる「スライド機能」
– 文字や図などに動きをつける「アニメーション機能」
– スライド自体に動きをつける「画面の切り替え機能」 - 配布する資料も簡単に印刷できる
- プレゼンテーションに必要なすべての作業をサポート、すなわち、
-「情報やアイデアの整理」→「内容や構成の検討」 →「資料の作成」→「発表の準備」→「発表」の全場面をサポート
ではいよいよ、インターネットに繋がっていさえすれば「パワーポイント」が無料で使える方法について紹介しましょう。
インターネットに繋がっていさえすれば「パワーポイント」が無料で使える方法とは?
クラウド上の「PowerPoint Online」を使用
インターネットに接続していれば、次項に示す方法により「Office Online」の中の「PowerPoint Online」を無料で使用できます。
「PowerPoint Online」は、Microsoftが公式に提供する「クラウド版のPowerPoint」です。
従来のインストール型の「PowerPoint」に比べると機能は次のように若干制限されるものの、同様のプレゼンテーション(スライド)ファイルをクラウド上にて無料で作成・保存・編集・共有できます。
- クラウド上の「One Drive」にあるファイルしか開けない
(ただし、パソコン内の既存ファイルを「One Drive」にアップロードしておけば開ける) - 「One Drive」にしか保存できない
(ただし、「One Drive」上のファイルをパソコンにダウンロードできる) - ワードアート、グラフの挿入と編集ができない(表示はできる)
- その他若干の機能制限あり
以上から、実際の使用にはほとんど問題はないでしょう。
具体的な使用方法
「PowerPoint Online」が使えるようになるまでの具体的な方法は以下の通りです。
- 以下のURLをクリックして「Office Online」のページを開きます。
https://www.office.com/ - 「サインイン」が求められれば、「マイクロソフトアカウント(登録メールアドレスとパスワード)」でサインインします。
(既にサインイン済みであれば、次に進む) - 表示された画面の上の方にある「PowerPoint」のアイコンをクリックすると「PowerPoint」が起動し使える状態になります。
- 左上の「空白のプレゼンテーションを新規作成」ボタンをクリックすると「タイトルを入力」という初期画面が表示されます。
尚、「Office Online」には、「ワード(Word)」や「エクセル(Excel)」などもあり、これらのソフトも無料で使用することができます。