今回も、「犬」の話題です。
犬がしっぽを振るのは本当にうれしいときなのか?
一般的に、「犬」はうれしいときや喜んでいるときにしっぽを振ると考えられていますが、実はそれだけではないのです。
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というのは、「犬」がしっぽを振るのは、目の前に現れたものに対し関心が高まっているとか興奮しているときなのです。
また、振る速度や振り幅が大きいほどその度合いが強いといえます。
したがって、ただそれだけではうれしいのか、警戒しているのかがはっきりしないということになります。
しかし、うれしいのか、警戒しているのかは、耳としっぽの様子でわかります。
警戒しているときは、どちらもピンと立っていて、前足に体重をかけています。
そのような状態の犬には、しっぽを振っているからといって安易に近づかないほうが無難です。
ガブっとかまれてしまう可能性がありますので。
とはいっても、もともと耳が垂れている犬もいるわけだし、うれしいのか、警戒しているのかの判断は難しいですよね。
だから、安易に近づかない方が良いということなのです。
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しっぽの振り方で犬の気持ちがわかるものなのか?
しっぽの振り方である程度は犬の気持ちを知ることができます。
例えば、
- [しっぽを素早く振る]:
「なんだかドキドキ!」というように興奮している状態。振る速度や振り幅が大きいほど興奮の度合いが強い。必ずしもうれしいときばかりとは限らないことに要注意。 - [腰を落とし、しっぽを大きく振る]:
「大好き!」とばかり最大限の愛情と敬意を表している。 - [しっぽがまっすぐに伸びている]:
「なにかあるぞ!」というように興味を示している。 - [しっぽの先が斜め上を向いている]:
「俺の方がえらいんだぞ!」というような態度。 - [しっぽが垂れ、ゆっくり揺れている]:
「なんだか嫌だな!」というような不安な気持ち。 - [しっぽが後足の間に巻き込まれている]:
「怖いな!」とか「ごめんなさい!」というような恐怖を感じている状態。
皆さんはどのくらい心当たりがありますか?
これを機に、「犬」のしっぽの状態を観察してみてください。
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