トレンディ トリビア / 日々の雑学よもやま話

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「握り寿司」の記事一覧

「握り寿司」は手で食べる? それとも箸で?

寿司屋へ行き、つまみを食べているときは箸を使うのが当たり前ですが、さて「握り寿司」になると手でつまむのか、箸を使うべきなのか悩んでしまうことがあります。手で食べた方が粋な気もしますし、箸を使った方が品がいい気もします。正解はどちらでもよいなのです。なぜでしょうか?

握り寿司を「一貫」、「二貫」と数えるのはなぜ?

コンビニで弁当や総菜を買ったときなど、「お箸はいくつおつけしますか?」といわれて、「えっと、二つつけて下さい」などと答えるのはよくある話ですね。正しくは、箸は「一膳」と数えますが、「何膳おつけしますか?」などと聞かれたら、逆に違和感があるかもしれません。しかし、ものによって数え方が異なるのは、日本語ならではです。タンスは「一棹」ですし、机や椅子は「一脚」、食器のお椀はあまり聞きませんが「一口(いっく)」といいます。握り寿司なら、一つ、二つ、でも、一個、二個ではなく「一貫(いっかん)」、「二貫(にかん)」と数えます。これはなぜなのでしょうか?

日本人はいつ頃から「刺身」や「握り寿司」を食べるようになったの?

火を通さずに魚介類や肉を食べる、いわゆる「生食」という風習は、その数は少なくても世界各国にあります。魚介類や肉は腐りやすいので、暖かい地域での「生食」にはやはり保存という大きな問題があり、塩漬けにするとかなんらかの保存処理が必要でした。そのため、世界的には「生食」があまり広まらなかったのでしょう。ところが、同じ「生食」でありながら、世界各国で食べられ始めた料理が日本発の「刺身」や「握り寿司」です。