世界のトップ企業10社のうち多くを占める業界ってなに?


21世紀のビジネスは、ITや金融関連の企業がリーディングカンパニーになるといわれています。

そういわれてみれば、「勝ち組企業」の多くがオフィスを構えるといわれる東京都の六本木ヒルズも、その大半はITや金融に関連した企業ばかりです。

それに就職を控えた多くの学生が将来有望な就職先として選ぶのもこの分野の企業です。

では、これらの成長企業が売上高でも世界のリーディングカンパニーなのかというと、それがそうでもないのです。

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世界のトップ企業10社のうち多くを占める業界ってなに?

アメリカの経済紙「フォーチュン」が発表した500社の売上高ベース世界企業ランキングである「Fortune Global 500 2017」を見ると、1位から10位までは次のようになっています。

順位会社名国名業種売上高
(百万ドル)
売上高
(兆円)
1ウォルマートアメリカ小売485,87353.4
2国家電網
(State Grid)
中国電力315,19934.7
3中国石油化工集団
(Sinopec Group)
中国石油267,51829.4
4中国石油天然気集団
(China National Petroleum)
中国石油262,57328.9
5トヨタ自動車日本自動車254,69428.0
6フォルクスワーゲンドイツ自動車240,26426.4
7ロイヤル・ダッチ・シェルオランダ石油240,03326.4
8バークシャー・ハサウェイアメリカ金融223,60424.6
9アップルアメリカIT215,63923.7
10エクソン・モービルアメリカ石油205,00422.6

ダントツの1位小売業「ウォルマート」で、その売上高は3,860億ドル。

日本円に換算すると約53兆円にもなります。

ところが、これを除くと10位までの企業の多くは石油関連自動車関連の会社なのです。

たとえば、3位4位石油関連「中国石油化工集団」「中国石油天然気集団」7位10位も同じ石油関連「ロイヤル・ダッチ・シェル」「エクソン・モービル」です。

自動車関連では「トヨタ自動車」5位に入り、その後をわずかな差でドイツの「フォルクスワーゲン」が追うという構図です。

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では、21世紀のリーディングカンパニーといわれる金融関係はどうかというと、8位にようやく投資会社の「バークシャー・ハサウェイ」が入る程度で、IT関連となると9位になって初めて、「アップル」が登場するのです。

個人資産で世界1位、2位の座を争うビル・ゲイツ元会長の「マイクロソフト」でさえも69位です。

ちなみに、「フォーチュン」の企業ランキングは売上高を順に並べたもので、利益の順ではありません。

しかし、いまだに経済界を牽引しているのはIT関連や金融関連ではなく、石油関連や自動車関連企業だといえるのです。

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