「東京ドーム○個分」?
「東京ディズニーランド」は「東京ドーム11個分」と聞いても、実際にどれくらいの広さなのかピンと来ないかもしれません。
広さや大きさを強調したい場合に、「東京ドーム○個分」という表現はよく使われ、面積や体積を表す単位としてすっかり定着した感もあります。
しかし、「東京ドーム」に行ったことがない人には実際の広さや大きさはよくわからず、漠然と想像するしかありません。
「東京ドーム」の大きさや広さは?
「東京ドーム」の大きさを示す内容積は、124万立方メートルです。
また、建築部分も含む総面積は4万6,755平方メートルで、グラウンド面積は1万3,000平方メートルです。
しかし、総面積は4万6,755平方メートルと聞いても、やはりピンと来ませんね。
これを単純化して正方形で考えてみると、一辺の長さが約216メートルの正方形となります。
これだと少しは理解しやすいでしょう。
関西圏でいうと?
一方、大阪などの関西圏でよく引き合いに出されるのは梅田にある30階建ての「大阪マルビル」です。
こちらは内容積が16万2,000メートルと、「東京ドーム」の7分の1以下です。
「東京ドーム」に対し、関西圏で全国的に有名な球場は「甲子園球場」です。
観客席まで含めた総面積は3万9,600平方メートルで、グランド面積は1万4,700平方メートルです。
先ほどと同様に正方形で考えてみると、3万9,600平方メートルは一辺約199メートルの正方形となり、「東京ドーム」に比べ若干小さい程度となります。
以上で、「東京ドーム○個分」や「甲子園球場○個分」といわれた場合に、少しはイメージがつかめるかと思います。