英語・英会話学習を始めたきっかけ
大学の工学部を卒業しあるプラントメーカに入社したところ、最初の配属先が海外向けプラントの計画設計部門でした。
このため、仕事を進める上で英語・英会話が必須であったことが、私が英語・英会話を学習する、いや学習せざるを得ないきっかけとなりました。
英語・英会話を学習せざると得なくなった状況を次にやや詳しく書きますね。
入社当時の社内状況と最初の配属先
入社当時日本はまだ好景気が続いており、国内向けプラントの絶頂期でした。
私が入った会社でも当時の国内向けプラントの売上高比率は約90%、海外向けプラントはたったの約10%でした。
いわば、国内向けプラント設計部門は主流の花形部門で、海外向けプラント設計部門は傍流部門でした。
主流・傍流という呼び方には他の点でも当てはまりました。
それは技術面です。
国内向けプラントに使用されている技術は世界の最先端技術であり、海外向けの技術はいわば二流の技術でした。
そして、最先端技術のプラントと二流技術のプラントでは価格的に大きな差があったのです。
海外向けプラントのほとんどが発展途上国向けであり、これら発展途上国では価格面で安い二流の技術のプラントを買わざるを得なかったからです。
さて、新入社員に対するオリエンテーション教育が1ヶ月間あった後、新入社員各々の配属部署の発表がありました。
その発表を聞いて私は愕然としました。
配属先発表でなぜ愕然としたのか?
私としては、当然花形部署であると同時に最先端技術に関われる国内向けプラント設計部門を希望していたのですが、なんと非主流・傍流、かつ二流技術を扱う海外プラント部門への配属を言い渡されたからです。
配属先を聞いて愕然としたものの、いやならせっかく入った会社をやめざると得ません。
そこで、次のように無理矢理自分を納得させました。
つまり、自分との折り合いを付けたわけです。
- 営業などの部門でなく、希望の設計部門に配属されることを良しとする。
- 海外向け部門で頑張っていれば、いずれ希望する国内部門に配属替えされる可能性もある。
- とにかく、配属先のことで文句を言わず、その中で頑張っていこう。
このように、自分との折り合いを付けたわけですが、一つだけ大問題が残りました。
それは、当然ながら海外部門で仕事を進める上では英語・英会話が必須ということです。
それまで、将来は国内向けの仕事をするんだとばかり、大学でも手を抜いていた英語・英会話を勉強せざるを得なくなったことです。
その後の状況
その後、海外向け設計部門で約5年間働いている内に、なぜかしら国内向け部門に配属替えされました。
そして、国内向け部門で約5年働いた後に、また輸出部門に戻されました。
いつのまにやら、主流・傍流の区分けも変わりました。
いまや主流であった国内向け部門が傍流となり、傍流であった海外向け部門が主流となっています。
また、技術的にも海外向けでも最先端技術を取り扱うようになりました。
これが、いわゆる時代の流れなのでしょう。
英語・英会話学習に関する連載記事について
以上のごとく、国内向けプロジェクトに従事した約5年間を除けば、入社以来ずっと毎日のように英語に触れる生活を送ってきました。
今でこそ仕事上では英語であまり困ることはありませんが、入社当時は英語が「読めない」、「書けない」、「聴けない」、「話せない」というまさに四重苦状態でした。
残業も多く極めて忙しいエンジニアという本業の片手間で如何に英語を学習するかということに非常に悩みました。
当時は今と違って英語・英会話の教材もあまりなく、試行錯誤の連続でした。
そんな私の英語・英会話学習の遍歴などを振り返りながら、現時点での効率的・効率的な英語・英会話勉強法を、私なりに考えて行きたいと思います。
この連載記事を読まれた方々の参考となれば幸いです。
さて、かなり以前から多くの企業がTOEICの得点を従業員の昇格・昇級の条件とするようになっていることはご承知でしょう。
ちなみに、部下の手前もあり逃げ回っていたのですが、10年前に無理矢理受験させられたTOEICの得点は900点でした。
それ以降は受験を拒否していますが、レベルはキープしているものと思います。
では、長くなりましたが、第1回目はこの辺で。
次回をお楽しみにして頂ければと思います。
「第2回 そもそも「英語力」とは?」は、こちらから