英語・英会話学習 雑感 第7回 英語学習へのアプローチ法: 「2. 繰り返し」と「3. しゃぶりつくす」


英語学習へのアプローチ法: その2 「繰り返し」

英語学習へのアプローチ法のその2は「繰り返し」です。

えてして、一つの教材をざっと1回学習すると、もうその教材をマスターしたような気分になり、次の教材を探し始めがちです。

しかし、現実にはざっと1回学習した程度では、思うほどの数分の1もマスターできていません。

このことは忘却曲線(*)を持ち出すまでもなく、誰しもが体験的に思い当たるはずです。

(*) 忘却曲線:
心理学者のエビングハウスが提唱した曲線で、20分後には42%を忘却し、1時間後には56%を、1日後には74%を、1週間後(7日間後)には77%を、1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却する、即ち1ヵ月後には実に21%しか記憶に残っていないというもの。

従い、学習内容を記憶に定着させるために「繰り返し」が重要です。

では、「繰り返し」の方法はどうすべきでしょうか?

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「繰り返し」の方法

教材の目次が大項目から順にSection、Lessonとなっていたとした場合、学習の「繰り返し」の方法については、繰り返すタイミングによって少なくとも次のの3つの方法が考えられます。

(1) 小項目であるLessonごとに繰り返す。
(2) 大項目であるSectionごとに繰り返す。
(3) 全てのSection終了後に全体を繰り返す。

私は試行錯誤の結果、最良の方法として次のようにしていました。

(2)の大項目であるSectionごとに3回繰り返す。
その後
(3)の全てのSection終了後に全体を3回繰り返す。

この繰り返し方法によって、学習の進捗度は遅かったことは否めませんが、かなり効果的な学習が出来たと思っています。

結局、英語学習においても、学習したことを如何に記憶に定着させるか、いやむしろ体得するかが重要です。

体得することによって応用が利くようになります。

では、次に進みましょう!

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英語学習へのアプローチ法: その3 「しゃぶりつくす」

英語学習へのアプローチ法のその3は「しゃぶりつくす」です。

ここで「しゃぶりつくす」と言っている意味は、良いと思って買った一つの教材を「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」のすべての観点から多角的に学習することです。

例として、最近プロゴルファーの石川遼を起用してテレビでもよく宣伝している「スピード・ラーニング」を取り上げて、「しゃぶりつくす」とはどういうことかを説明しましょう。

私はこの教材を使用したことはありませんが、聴くだけで英会話がマスターできるという触れ込みのようです。

この教材の初級編を購入すると毎月1枚のCDが送られてきて、1ヶ月間はそのCDをただただ聞く、そのテキスト(文章)は翌月次のCDとともに送られてくるというものです。

この教材の効果については、ただ聴くだけで英会話がマスターできるわけがないという否定論が多いようですが、次のような方法をとれば効果的なのではないかと思います。

  1. 先ずそのCDを1ヶ月間聞く。例えば1日に2回聞くとすれば1ヶ月で60回聞くことになります。
    ・・・この部分は「繰り返し」です。
  2. CDを聞きながら内容を書き取って行く。
    ・・・いわゆる「デクテーション」です。
  3. 翌月テキストが届いたら、テキストの英文によって2.で書き取った文章を添削する。
  4. 間違えた部分について何度か聞き返す。
  5. テキストの英文を日本語に訳し書き取る。
  6. 日本語訳文をテキストの日本文と照合する。
  7. テキストの日本文を英語に訳し書き取る。
  8. 英語訳をテキストの英文と照合する。
  9. テキストの英文の音読を繰り返す。
  10. さらには、会話文の役になりきってしゃべる練習をする。

この教材は基本的には「リスニング」用教材といえますが、上記のような学習法により、一つの教材を多角的に学習することが出来ます。

このような学習法が、初めに言った一つの教材を「しゃぶりつくす」という意味です。

尚、以上はわかりやすい例として「スピード・ラーニング」を取り上げたもので、「スピードラーニング」をおすすめしているわけではありません。(念のため)

この例を参考に、実際に自分が挑戦しようとしている教材に応用してみて下さい。

要は、一つの教材を、「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」のすべての観点から多角的に学習するということです。

尚、余談ながら、英語学習に日本語を介在させるべきではないという人もいますが、私はそうは思いません。

日本語を介在させることによって、初めて英語の具体的な意味あるいは情景を理解し映像化出来るからです。

例えば、「apple」と聞いたとします。
最初は「apple」⇒「りんごという言葉」⇒「りんごの映像」が思い浮かべば良いのであって、その内に「apple」と聞くと「りんごの映像」が思い浮かぶようになるからです。

即ち、英語学習がかなり進んだ段階では日本語を介在させる必要がなくなるものと理解しています。

では、第7回はこの辺で。

次回をお楽しみにして頂ければ幸いです。


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