「ドンマイ!」は「和製英語」だった!? その他の和製英語の例は?


英語圏でも通用すると思っていた表現が、実は日本独特の使い方だったなどということは良くある話です。

いわゆる「和製英語」というものです。
英語なのか日本語なのかジャパングリッシュ(和製英語)なのか判断に困っている様子を示す画像
その一つが、「ドンマイ!」という言葉です。

「ドンマイ!」は「和製英語」だった!?

「ドンマイ」は英語の「Don’t mind]からきていると思われる励ましの言葉なのですが、英語圏ではこの表現は使いません。

彼らが人を励ますときに主に使うのは、「Never mind」という表現なのです。

文法的に間違っているわけではないので、「ドンマイ」といっても通じるかもしれませんが、英語力のなさを露呈してしまいかねませんので注意しましょう。

この「ドンマイ」のように、英語圏でも通用すると思っていた表現が、実は日本独特の使い方だったなどという、いわゆる「和製英語」であることは結構多くあります。

ちなみに、「和製英語」のことを「English」ならぬ「Japanglish」といったりします。

では、日常よく耳にする「和製英語」にどんなものがあるかをみていきましょう。

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日常よく耳にする「和製英語」にはどんなものがあるの?

「和製英語」の成り立ちにはいくつかの種類がありますので、種類ごとにみていきましょう。

日本独自の短縮した表現

日本人は物や人などの長い名前を短縮して使うが好きなのか、英語表現を短縮した形のものが多くあります。

たとえば、

  • 「アパート」
    集合住宅を意味する「アパート」⇒ 正しい英語表現は「apartment house」
  • 「アポ」「アポイント」
    面会の約束を意味する「アポ」、「アポイント」⇒ 正しい英語表現は「appointment」
  • 「エアコン」
    空調機を意味する「エアコン」⇒ 正しい英語表現は「air conditioner」
  • 「エンゲージリング」
    婚約指輪を意味する「エンゲージリング」⇒ 正しい英語表現は「engagement ring」
  • 「スーパー」
    大型商店を意味する「スーパー」⇒ 正しい英語表現は「supermarket」
  • 「セクハラ」
    性的嫌がらせを意味する「セクハラ」⇒ 正しい英語表現は「sexual harassment」
  • 「センチ」
    長さの単位を意味する「センチ」⇒ 正しい英語表現は「centimeter」
  • 「デパート」
    百貨店を意味する「デパート」⇒ 正しい英語表現は「department store」
  • 「パソコン」
    小型計算機を意味する「パソコン」⇒ 正しい英語表現は「personal computer」
    ちなみに、「ノートパソコン」⇒ 正しい英語表現は「laptop」
  • 「ファックス」
    家庭でも使われている「ファックス」⇒ 正しい英語表現は「facsimile」
  • 「ミス」
    間違いや失敗を意味する「ミス」⇒ 正しい英語表現は「mistake」

英単語を独自に組み合わせた表現

英単語を独自に組み合わせた形のもので、日本語としてしか通用しません。

たとえば、

  • 「アフターサービス」
    修理・保守サービスを意味する「アフターサービス」⇒ 正しい英語表現は「aftersales service」
  • 「オーエル(OL)」
    オフィスで働く女性を意味する「オーエル(OL)」⇒ 正しい英語表現は「female office worker」、「office worker(男女共用)」
  • 「オービー(OB)」「オージー(OG)」
    卒業生を意味する「オービー(OB)」、「オージー(OG)」⇒ 正しい英語表現は「alumnus(男性)」、「alumna(女性)」、「graduate(男女共用)」
  • 「ガードマン」
    警備員を意味する「ガードマン」⇒ 正しい英語表現は「(security) guard」
  • 「ガソリンスタンド」
    給油所を意味する「ガソリンスタンド」⇒ 正しい英語表現は「gas station(米国)」、「petrol station(英国)」
  • 「キーホルダー」
    正しい英語表現は「key ring」
  • 「キャッチフレーズ」
    うたい文句を意味する「キャッチフレーズ」⇒ 正しい英語表現は「catch-word」
  • 「コインランドリー」
    「コインランドリー」⇒ 正しい英語表現は「coin-operated laundry」
  • 「サラリーマン」
    会社員などを意味する「サラリーマン」⇒ 正しい英語表現は「office worker」
  • 「シャープペンシル」
    筆記具の「シャープペンシル」⇒ 正しい英語表現は「mechanical pencil」
  • 「スキンシップ」
    肌と肌の触れ合いから生まれる心の交流を意味する「スキンシップ」⇒ 正しい英語表現は「physical contact」
  • 「ヘルスメーター」
    体重計を意味する「ヘルスメーター」⇒ 正しい英語表現は「bathroom scale」
  • 「ボールペン」
    筆記具の「ボールペン」⇒ 正しい英語表現は「ballpoint pen」

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日本では違った意味で使われている表現

本来の英語の意味とは違った意味で使われている表現も多くあります。

たとえば、

  • 「カンニング(cunning)」
    英語の本来の意味は「ずるがしこい」⇒ 試験で不正をする意味での正しい英語表現は「cheating」
  • 「クレーム(claim)」
    英語の本来の意味は「強く主張する」⇒ 苦情を言うという意味での正しい英語表現は「complaint」
  • 「サイン(sign)」
    英語の本来の意味は「署名する」⇒ 署名という意味での正しい英語表現は「signature」
  • 「スマート(smart)」
    英語の本来の意味は「頭が良い、知性のある」⇒ 痩せているという意味での正しい英語表現は「slim」
  • 「バイク(bike)」
    英語の本来の意味は「自転車」⇒ オートバイ(これも和製英語)という意味での正しい英語表現は「motorcycle」、「motorbike」
  • 「ブラインド(blind)」
    英語の本来の意味は「盲目」⇒ 日光を遮るものという意味での正しい英語表現は「shade」

英語以外の外国語が語源となっている表現

英語以外の外来語がもとになっている表現も多くあります。

たとえば、

  • 「アルバイト」
    ドイツ語の「arbeit(仕事)」が語源⇒ 正しい英語表現は「part-time job」
  • 「オードブル」
    フランス語の「hors d’oeuvre」が語源⇒ 正しい英語表現は「appetizer」
  • 「カステラ」
    ポルトガル語の「castella」が語源⇒ 正しい英語表現は「sponge cake」
  • 「コック」
    オランダ語の「kok」が語源⇒ 正しい英語表現は「chef」
  • 「ズボン」
    フランス語の「jupon」が語源⇒ 正しい英語表現は「pants」、「slacks」、「jeans」
  • 「ペンション」
    フランス語の「pension」が語源⇒ 正しい英語表現は「cottage」
    ちなみに、英語の「pension」の意味は年金

語源が不明の表現

語源が不明である表現もあります。

たとえば、

  • 「コンセント」
    正しい英語表現は「outlet(米国)」、「socket(英国)」
  • 「ジェットコースター」
    正しい英語表現は「roller coaster」
  • 「ポスト」
    郵便箱という意味での正しい英語表現は「mail box」
  • 「ホッチキス」
    正しい英語表現は「stapler」
  • 「電子レンジ」
    正しい英語表現は「microwave」

こうしてみてくると、日本人は外国語などを取り入れ日本語化するのに長けていると思われる反面、「和製英語」が多く存在し英語学習に支障があるように思えますね。


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