「ホワイトハウス」って?
アメリカの大統領が公務を行い、さらに住居でもある官邸が、首都ワシントンD.C.にある「ホワイトハウス」です。
テレビのニュースなどで、その遠景が良く映し出されますね。
ところで、この「ホワイトハウス」には娯楽施設が多くあるのです。
それらをみていきましょう。
「ホワイトハウス」には、娯楽施設が多くある?
「ホワイトハウス」に、さまざまな娯楽施設が設けられていることはあまり知られていません。
敷地内にある屋内外娯楽施設としては、次のようなものがあるのです。
1. 屋内施設
2. 屋外施設
「ホワイトハウス」を訪れる賓客、大統領およびその家族、来訪者、そこで働く職員も使うのでしょうが、実に至れり尽くせりのの施設ですね。
とはいっても、大統領は極めてストレスの多い職務ですので、このようなところでの息抜きが必要なのでしょう。
なお、大統領とその家族が住んでいるのは、エグゼクティヴ・レジデンスの2階、3階であり、ここには美容室・理容室、音楽室、娯楽室、トレーニングジム、サンルームなどもあります。
では、ついでに「ホワイトハウス」の概要についても見ておきましょう。
「ホワイトハウス」ってどんなところ?
「ホワイトハウス」は、アメリカの大統領が公務を行い、さらに住居でもある官邸です。
「ホワイトハウス」は、下図に示すように「エグゼクティヴ・レジデンス(本館)」、「ウエストウイング(西館)」、「イーストウイング(東館)」、「アイゼンハワー行政府ビル」という4つのビルから成っています。
そして「ローズ・ガーデン」、「ジャクリーン・ケネディ・ガーデン」、「ノース・ローン(北庭)」、「サウス・ローン(南庭)」という4つの庭があります。
では、それぞれの建物について見ていきましょう。
「エグゼクティヴ・レジデンス」
- 大統領とその家族が暮らす公邸(2階、3階)
(美容室・理容室、音楽室、娯楽室、トレーニングジム、サンルームなどもあり) - 公的な行事が行われる場所
(外国首脳や議会関係者など要人との会談や、条約や重要法案の調印式、上級公職の任命会見、重要な記者会見、訪問者との会見、晩餐会やレセプション、その他)
「ウエストウイング」
- 「オーバルオフィス」と呼ばれる大統領執務室
- 閣議室
- 国家安全保障会議室
- 上級スタッフのオフィス(副大統領、首席補佐官、大統領補佐官、報道官、法律顧問、上級顧問など)
- 地下には世界に展開するアメリカ軍や関係機関と最高レベルの情報連携をしているシチュエーションルームがある。
なお、この「ウエストウイング」は、アメリカ政府の中枢ともいえる建物です。
また、大統領執務室である「オーバルオフィス」は、楕円形をしていることからそのように呼ばれています。
「イーストウイング」
- 大統領夫人(ファーストレディ)、そのスタッフのオフィス
- ホワイトハウス社会事業担当官のオフィス
- 地下にバンカーと呼ばれる核シェルター機能を備えた大統領危機管理センター
「アイゼンハワー行政府ビル」
- 副大統領オフィス
- 国家安全保障会議事務局
- 行政管理予算局
なお、4つの庭のうち、「ローズ・ガーデン」、「ジャクリーン・ケネディ・ガーデン」では、重要な法案や条約の調印式が行われることも多いです。
ちなみに、スタッフ、職員、観光客などを含めた、「ホワイトハウス」への一日の来訪者は、平均で5,000人にもなるそうです。