明治、大正、昭和、平成・・・、日本に「元号」があるのはなぜ?


「私はぎりぎり昭和生まれで、平成ではありません」ということを外国人に伝えても、通じないのは当然です。

なぜなら、「元号」は日本でしか使っていないからです。

日本では、「昭和ひとケタ生まれ」、「大正ロマン」などと、「元号」を含めた言葉がよく使われますが、これは日本固有の文化なのです。

「元号」というものはもともと中国の文化なので、古代中国での皇帝が代わるときや、めでたい出来事(祥瑞)があったときに、「元号」を代えるという習慣に由来しています。

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日本に「元号」があるのはなぜ?

日本で初めて「元号」が使われたのは、「大化の改新(645年)」のときです。

蘇我氏の専横を誅して孝徳天皇が即位したときに、「大化」という「元号」が用いられたことに始まります。

しかし、なぜかその後に「元号」は途絶え、再び使われるようになったのは、文武天皇の御代(701年)に「大宝」という「元号」が使われ、この際「大宝律令」により国で扱う公文書には必ず「元号」をつけることが義務付けられたからです。

大宝から平成まで歴代天皇は84代ですが、「元号」は200以上もあります。

数が合わない理由は中国の「讖緯説(しんいせつ)」の影響によるものです。

中国では干支の辛酉(しんゆう)と甲子(かっし)の年は改元しないと災いが生じるという説があり、60年に1回は改元していたのです。

他に、「災異改元」というものがあり、これは天災や戦争などが起きると災いを一新するために改元が行われていたのです。

しかし、このような改元は明治元年(1868年)に一世一元の制により廃止され、それ以後は天皇一代の治世は一つの「元号」で通すことになりました。

さて、次はどのような「元号」になるのでしょうか?

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