大晦日に「年越しそば」を食べるようになったのはなぜ?


年末にテレビを見ていると、必ずといっていいほど客で込み合ったそば屋が映し出されます。

日本人にとって1年で最後の縁起担ぎでもある「年越しそば」を食べる映像です。

年越しそばのイラスト画像

もし、外国の人に「なぜ「年越しそば」を食べるのか?」と聞かれたら、なんと答えるでしょうか?

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大晦日に「年越しそば」を食べるようになったのはなぜ?

「長いそばと長生きがかけられていて、長寿への願いが込められている」と答えた人は江戸っ子ではないはずです。

じつは、江戸時代に江戸に住んでいた町人にとって、「年越しそば」には「金持ちへの願い」が込められていたのです。

江戸では当時、年末の大掃除の道具としてそばを練った団子が使われていました。

そば団子の粘着質を利用して部屋の隅々の埃を取るという、現在でいえばテープ式のカーペットクリーナーのような使われ方をされていたのです。

そば団子クリーナーを常用していたのは、じつは金銀細工を扱う職人たちで、作業場に飛び散った金粉や銀粉を団子を使って集めていました。

掃除が終わると七輪などで団子を焼いて灰にすれば、あとには金銀の粉が残るという仕掛けです。

このことから「そばは金を集める」といわれるようになり、それが転じて「来年は金が集まりますように」という願いを込めて「年越しそば」を食べるようになったというわけです。

となると、この場合食べるのはそばの団子でもいいということになりますが、どうせ食べるならコシがあっておいしいそばで1年を締めくくろうとなったしだいです。

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